地下鉄車内にBGM
東京メトロは1月29日から、日比谷線の日中時間帯の一部の列車において、BGM放送の試行を行いました。
BGMを流す車両は、2017年3月にデビューした、日比谷線の13000系車両。車内スピーカーには高音質ステレオ放送システムを搭載し、よりクリアな音質になります。車掌による車内放送の案内を鮮明にする狙いがあります。BGM機能は、イベント列車としての運行や、車両点検時のスピーカー試験のために導入したもので、普段は使わない機能のはずでした。ところが、2017年7月に誤ってBGMを流したところ、逆に乗客から好評で、実際に試行することにしました。奇数編成の車両はドビュッシーの「月の光」などのクラシックを流し、偶数編成の車両はヒーリング音楽を流します。音楽は通常の車内放送の8割ぐらいの音量に抑えます。
通勤用列車でBGMを流すのは国内初のことで、1月29日から当面の間行います。日中の2往復のみが対象で(事故や悪天候などの理由でダイヤが乱れた場合は、BGM放送を行わないこともあります)、日比谷線内でのみ流し、乗り入れる東武では行いません。
(参考:東京メトロ http://www.tokyometro.jp/news/2018/191146.html、日本経済新聞ホームぺージ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2625728029012018XQH000/)
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