姫路駅のまねき食品が台湾へ、柏原駅に駅弁
兵庫県内の駅弁の話題を2つ。
姫路駅の駅弁業者はまねき食品。「えきそば」があることでも有名です。そのまねき食品が2017年10月に、台北駅構内に駅弁販売店(「駅弁屋まねき」)を出していました。4年ほど前から市場調査を行い、現地の物産展でも好評だったために、店を出すことにしたのです。まねき食品にとって、初めての海外出店です。1日300食が目標です。
台北駅構内にある「駅弁屋まねき」は、14種類の弁当を販売します。幕の内弁当(250元、日本円で約930円しますが、好評のようです)のほか、台湾式の弁当(白米の上におかずを載せます)もあり、おにぎりや揚げ物といった単品もあります。食材は台湾で調達しますが、味付けは日本風です。台湾式の弁当は値段も安く、65~105台湾元に収まります。日本円で240~370円です。まねき食品が販売する台湾式の弁当も、とんかつや唐揚げが載っていて、値段は99台湾元です。
話は変わりまして、柏原駅。駅弁業者自体は減り続けています。福知山線の近隣では、篠山口駅や福知山駅でもかつては駅弁がありましたが、撤退してしまいました。そんな中、新たに弁当をつくりはじめたところがあります。それは、柏原駅構内のレストラン。「豚めし」という名前で、旬の地場野菜と甘辛いたれで炒めた豚肉が白飯を覆っています。1000円です。
きっかけは、2017年4月の売店の閉店。特急もすべて停まる駅ですが、それでも売店を維持することができなかったのです。乗客から弁当を求める声があったこともあって、2017年7月に弁当の販売を始めました。注文販売(混雑状況にもよりますが、注文を受けてから10分程度で出来上がります。電話で予約することもできます)なので添加物は使用せずに済み、熱々のものを客に渡すことができます。
(参考:神戸新聞NEXT https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201709/0010577472.shtml、https://www.kobe-np.co.jp/news/tanba/201709/0010566314.shtml、産経WEST http://www.sankei.com/west/news/171215/wst1712150047-n2.html)
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