えちごトキめき鉄道の新駅、糸魚川-梶屋敷間から整備
以前、えちごトキめき鉄道の新駅構想についての記事を書きましたが、その続報です。
えちごトキめき鉄道の新駅構想はいくつかありますが、糸魚川市内には2か所あります。青海-糸魚川間の今村新田(仮称)と、糸魚川-梶屋敷間の押上(仮称)です。今村新田は北陸新幹線と立体交差するあたり、押上は西海踏切付近につくる予定です。糸魚川市はこの2駅を同時に開業させる予定でしたが、どうやら押上を先に開業させる方針です。
押上を先行開業させる判断を行った理由は、費用対効果の違い。以前にも書いたとおり、押上のほうが良いのです。今村新田、押上ともに住宅地に駅をつくりますが、押上は近くに高校や総合病院があり、通学客や通勤客の利用が見込めるとしたのです。まだ糸魚川市は新駅整備の決定を行っていませんが(えちごトキめき鉄道も新駅の設置を検討している段階です)、2018年度に詳細な設計を行う予定です。新駅の開業時期はまだ決まっていません。
(追記1)
押上に駅を設置する構想は、糸魚川高校が現在地に移転した1972年ごろからありましたが、その付近にはデッドセクションがあるため、駅を設けることができませんでした。いったん列車が停まると、再び動かすことができなかったからです。しかし、えちごトキめき鉄道になったとき、列車が電車からディーゼルカーに代わったので、この問題が解決したのです。
駅は早ければ2021年春に開業するようです。
(追記2)
押上に新しくできる駅の名前は、公募により、えちご押上ひすい海岸に決まりました。確かに押上だけなら東京のと混同しますが、第三セクターらしい長い駅名です。
(参考:新潟日報ホームぺージ http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20171221364314.html、https://www.niigata-nippo.co.jp/news/local/20181229441851.html、乗りものニュース trafficnews.jp/post/99043)
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