JR貨物はJR北海道の見直し対象路線の存続を求める
JR北海道の見直し対象路線の中には、貨物列車が走る路線があります。貨物列車を走らせるJR貨物は、この見直しについてどのように考えているのでしょうか?
JR貨物はこれらの路線が廃止された場合、貨物に悪影響があるとしています。札幌の貨物ターミナルまでトラックで運ばないといけないため、トータルの所要時間が増えます。また、千歳線の貨物列車が増えるからでしょうか、千歳線のダイヤ調整が必要になるとしています。もっとも、札幌から遠い石北線は存続の可能性が高く、しかも見直し対象路線を走る貨物列車の本数はそれほど多くはないので、大きな影響はないようにも思えます。JR貨物もローカル線の赤字を負担してまで貨物列車を走らせようとはしないでしょう。
ほかに、JR貨物はJR北海道に対して、地元自治体とJR北海道による協議への参加を求めています。JR貨物によれば協議に参加することができていないのですが、これについてはJR北海道が反論しています。JR北海道によれば、JR貨物も参加することを期待しているとのことです。
(参考:HTBニュース https://www.htb.co.jp/news/archives_955.html、JR北海道ホームぺージ https://www.jrhokkaido.co.jp/press/2018/180320-4.pdf)
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