« 長野電鉄、4月3日ダイヤ改正で休日運休列車登場 | Main | 関西でICカードを普及させるには »

振り子車両&一部新線建設で宮崎-鹿児島中央間41分短縮

 新幹線の恩恵がなく、鉄路で行くとかなり遠い宮崎県。その宮崎県ですが、以前にも書いたとおり、在来線の高速化について調査を行っていました。そしてついに7日、その結果が宮崎県議会総務政策委員会で報告されました。

 カーブでも高速で走ることのできる振り子車両を導入し、一部新線を建設した場合、宮崎-鹿児島中央間の所要時間は現行より41分短い、1時間30分程度となります。同じように大分-宮崎間で見れば、所要時間は現行より27分短い、2時間40分程度になります。この区間は急勾配や急カーブが多いことからスピードが出ず、お金をかければ高速化ができるのです。高速化にかかる費用は2762億円、距離に応じて大分、宮崎、鹿児島の3県で負担するとしたならば、宮崎県の負担は1308億円になります。費用を区間別にみると、大分-宮崎間で978億円、宮崎-鹿児島中央間が1784億円となります。

 在来線の改良は新幹線をつくるよりは安いですが、それでも結構なお金がかかります。そこで、振り子車両の導入や新たな線路の建設を行わず、線路や駅の改良のみにとどめた場合の試算もなされています。この場合、宮崎-鹿児島中央間は10分11秒、大分-宮崎間は4分55秒短縮します。かかる費用は大分-鹿児島中央間で151億円です。

 宮崎は遠いので、大分経由で走り続けるのは現実的ではありません。すでに開業している九州新幹線と組み合わせて、宮崎-鹿児島中央間の高速化を行うのが良さそうに思えます。
(参考:YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/odekake/railway/20180308-OYS1T50016.html、毎日jp https://mainichi.jp/articles/20180309/ddl/k45/010/246000c)

|

« 長野電鉄、4月3日ダイヤ改正で休日運休列車登場 | Main | 関西でICカードを普及させるには »

鉄道」カテゴリの記事

JR九州」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 振り子車両&一部新線建設で宮崎-鹿児島中央間41分短縮:

« 長野電鉄、4月3日ダイヤ改正で休日運休列車登場 | Main | 関西でICカードを普及させるには »