戦前にあった、今治をショートカットする鉄道構想
高速道路や国道11号線は伊予西条から松山までまっすぐ桜三里経由で結びますが、予讃線は今治を経由するので、高縄半島を北にぐるっと迂回します。ところが、愛媛大学の山口教授によれば、鉄道にも桜三里経由で結ぶ構想があったのです。
予讃線が松山まで開通した後の1928年、旧小松町から選出された国会議員が中心となって設立された、東予電気軌道というものがありました。旧丹原町や旧川内町を経由し、小松(現:西条市)と北吉井(現:東温市、伊予鉄道横河原付近)を結ぶものでした。途中、9駅を設置するものだったようです。
このような構想は実現せず今に至りますが、建設の話がある四国新幹線においても、どのようなルートをとるのか興味がもたれます。
(参考:産経WEST http://www.sankei.com/west/news/180124/wst1801240014-n1.html)
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