長野-金沢間の並行在来線4社がフリーきっぷ
北陸新幹線長野-金沢間が開通したことにより、それまでJRの路線であった信越線及び北陸線の長野-金沢間は、JRから分離され、各県ごとに4つの第三セクター鉄道となりました。しなの鉄道、えちごトキめき鉄道、あいの風とやま鉄道、IRいしかわ鉄道の4社です。
4社に分かれたということは、(直通列車がたくさん走っているあいの風とやま鉄道とIRいしかわ鉄道を除けば)基本的には各社ごとに切符を買い直さないといけません。ところが、第三セクター鉄道開業3周年を記念して、この第三セクター鉄道4社は、期間限定ながら共同のフリーきっぷを発売します。共同のフリーきっぷを発売するのは初めてで、名前を「4社共同 開業3周年謝恩フリーきっぷ」と言います。硬券です。3月13日から5月6日まで、各鉄道の有人駅窓口にて発売します(一部例外あり)。長野-金沢間が乗り放題です。なお、枚数は5000枚限定です。あいの風とやま鉄道が2000枚で、その他3社が1000枚です。
利用できる期間は3月14日から5月7日までの連続する任意の2日間。大人4000円、子供2000円です。長野-金沢間の運賃は4910円なので、片道乗り通すだけで元が取れます。快速や普通の普通車自由席を利用することができます(JRから乗り入れる特急に乗るときは、特急券が必要です)。
(追記)
フリーきっぷを4社とも集めると、裏面の台紙がちょうど路線図になります。
(参考:レスポンスホームページ https://response.jp/article/2018/03/01/306676.html、日本経済新聞ホームぺージ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27577080R00C18A3LB0000/、しなの鉄道ホームぺージ http://www.shinanorailway.co.jp/news/20180301_syaon_kippu_press.pdf)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 西九州新幹線フル規格に賛成の佐賀県民は意外と多い?(2022.07.03)
「東海・北陸私鉄」カテゴリの記事
- 「島田であそぼうけん」で大井川鐵道フリー切符お得に(2022.06.29)
- 6月と7月の休日は、明知鉄道一日乗り放題880円(2022.06.21)
- 城端線、氷見線、LRT以外の方法についても調査(2022.06.14)
- 福井鉄道の新型車両はロングシート(2022.06.12)
- HC85系は7月1日の「ひだ1号」でデビュー(2022.05.17)
「関東・甲信越私鉄」カテゴリの記事
- 宇都宮のLRT、グリーンスタジアム前まで部分開業か?(2022.06.22)
- 3年ぶりの「完乗」奪回(0)(2022.06.19)
- 3年ぶりの「完乗」奪回(2)(2022.06.20)
- 宇都宮のLRT、工事遅れで数か月再延期か?(2022.06.01)
- 一晩中VSEで過ごすツアー(2022.06.05)
Comments