« 3月17日ダイヤ改正における、小田急多摩線の変更事項 | Main | 富山ライトレール、一部複線化&アテンダント終了 »

長野-金沢間の並行在来線4社がフリーきっぷ

 北陸新幹線長野-金沢間が開通したことにより、それまでJRの路線であった信越線及び北陸線の長野-金沢間は、JRから分離され、各県ごとに4つの第三セクター鉄道となりました。しなの鉄道、えちごトキめき鉄道、あいの風とやま鉄道、IRいしかわ鉄道の4社です。

 4社に分かれたということは、(直通列車がたくさん走っているあいの風とやま鉄道とIRいしかわ鉄道を除けば)基本的には各社ごとに切符を買い直さないといけません。ところが、第三セクター鉄道開業3周年を記念して、この第三セクター鉄道4社は、期間限定ながら共同のフリーきっぷを発売します。共同のフリーきっぷを発売するのは初めてで、名前を「4社共同 開業3周年謝恩フリーきっぷ」と言います。硬券です。3月13日から5月6日まで、各鉄道の有人駅窓口にて発売します(一部例外あり)。長野-金沢間が乗り放題です。なお、枚数は5000枚限定です。あいの風とやま鉄道が2000枚で、その他3社が1000枚です。

 利用できる期間は3月14日から5月7日までの連続する任意の2日間。大人4000円、子供2000円です。長野-金沢間の運賃は4910円なので、片道乗り通すだけで元が取れます。快速や普通の普通車自由席を利用することができます(JRから乗り入れる特急に乗るときは、特急券が必要です)。

(追記)
 フリーきっぷを4社とも集めると、裏面の台紙がちょうど路線図になります。
(参考:レスポンスホームページ https://response.jp/article/2018/03/01/306676.html、日本経済新聞ホームぺージ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27577080R00C18A3LB0000/、しなの鉄道ホームぺージ http://www.shinanorailway.co.jp/news/20180301_syaon_kippu_press.pdf)

| |

« 3月17日ダイヤ改正における、小田急多摩線の変更事項 | Main | 富山ライトレール、一部複線化&アテンダント終了 »

鉄道」カテゴリの記事

東海・北陸私鉄」カテゴリの記事

関東・甲信越私鉄」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 長野-金沢間の並行在来線4社がフリーきっぷ:

« 3月17日ダイヤ改正における、小田急多摩線の変更事項 | Main | 富山ライトレール、一部複線化&アテンダント終了 »