« 東京メトロ、「PASMO」を使ったポイントサービス開始 | Main | 宇都宮LRTの車両は新潟トランシス製 »

しなの鉄道、115系置き換え用の新型車両投入へ

 開業してから20年過ぎた、しなの鉄道の車両は、115系のみ。しなの鉄道オリジナルの車両や、JRになってからつくられた車両はなく、国鉄型の車両だけが今なお使われています。JR東日本では絶滅しかかっている車両なので、鉄道ファンには人気の鉄道会社です。最近はかつて信越線を走っていた車両の塗装の再現を行っており、つい先日、「コカ・コーラ」塗装が復活したばかりです。

 そのしなの鉄道ですが、115系置き換え用の新型車両を投入するようです。2019年秋から8年ほどかけて、52両を投入します。現在、しなの鉄道は115系を56両(3両編成14本、2両編成7本。「ろくもん」用は除きます)保有していますので、観光列車の「ろくもん」を除いて、115系は引退するようです。

 しなの鉄道の新型車両はどのようなものになるのでしょうか? 投資額は100億円程度で、国、長野県、沿線自治体から合わせて2/3の補助金を出してもらうことを前提としています。車両についてはまだ決まっていませんが(ただ、トイレはつくようです)、新潟地区で走っているE129系が候補に挙がっているようです。主に2両編成または4両編成で走ります。以前にも同じようなことを書きましたが、一部の車両にはリクライニング機能を備え、平日は通勤客向けのライナー、休日は観光列車として走らせる構想もあります。

(追記)
 新車に置き換えることによって、二酸化炭素の排出量がほぼ半減するため、環境省の補助金も使えるようです。
(参考:産経ニュース http://www.sankei.com/economy/news/180124/ecn1801240022-n1.html、マイナビニュース https://news.mynavi.jp/article/railwaynews-106/、日本経済新聞ホームぺージ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO28698700Y8A320C1L31000/、「鉄道ファン」2018年11月号 交友社)

| |

« 東京メトロ、「PASMO」を使ったポイントサービス開始 | Main | 宇都宮LRTの車両は新潟トランシス製 »

鉄道」カテゴリの記事

関東・甲信越私鉄」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference しなの鉄道、115系置き換え用の新型車両投入へ:

« 東京メトロ、「PASMO」を使ったポイントサービス開始 | Main | 宇都宮LRTの車両は新潟トランシス製 »