東武1800系がラストラン、最後の走行ルートは秘密
かつて、東武は伊勢崎線の舘林、足利、太田、桐生方面に有料の急行を走らせていました。1969年に投入した急行用車両が1800系。回転クロスシートを備え、伊勢崎線方面の看板列車として活躍しました。
しかし、1991年に後継車両の200系が投入されると、1800系は役目を解かれ、通勤用車両になったり、300系、350系として日光線等の急行(後に特急)になったりしました。これらの車両は大半が引退し(通勤型は2007年に引退、300系も2017年に引退)、残るは350系3編成のみです。
ところが、たった1編成だけ当初の姿を保ったものがあります。1987年に最後に登場した1819号編成です。「りょうもう」の運用を外れてからも改造されずに、当初の塗装のままでイベント列車等に使用されていました。話が長くなりました。その1819号編成が、引退するのです。
ラストランは5月20日、記念ツアーを行います。東武動物公園を9:56に出て、浅草に15:35に着くということは決まっていますが、途中、どういうルートを通るかは当日のお楽しみです。当日はオリジナルグッズの発売もあり、旅行代金は大人7980円、子供6980円です。赤い1800系をイメージした特製弁当もついています。本日4月23日から東武トップツアーズ各支店等で発売しましたが(駅では発売していません)、夜の時点で満席になってしまいました。
(参考:東武ホームぺージ http://tabi.tobu.co.jp/campaign/gogo-archive/tour/201804-02.html、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/80275)
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