Jヴィレッジ近くの新駅、広野、楢葉の両町境に設置へ
以前、Jヴィレッジ近くの新駅についての記事を書きましたが、その続報です。
3月28日のことですが、東北運輸局はJR東日本から出されていた、常磐線広野-木戸間の新駅、Jヴィレッジ(仮称)の設置に係る事業基本計画の変更を認可しました。新駅は楢葉町にできますが、広野町と楢葉町の境界あたりで、Jヴィレッジの出入り口から徒歩2分の県道沿いにできます。ホームは駅舎から20メートルほど下にあり、駅舎とホームはスロープやエレベーターで結ばれます。ホームは10両編成の特急に対応できるよう、長くとっています。「ひたち」を延長させることもできそうです。駅前には広場も整備されます。周辺でイベントを行うときなどに限って営業する臨時駅の扱いで、Jヴィレッジが全面再開する2019年4月の開業を目指しています。正式名称は未定です。
新駅の着工は5月の予定です。駅の整備費は約15億円で、JR東日本、福島県、双葉地方町村会がそれぞれ5億円ずつ負担します。双葉地方町村会の中では、広野、楢葉の両町で8割、残りの6町村が2割を負担します。
(追記1)
新駅の駅名がJヴィレッジに決まりました。JR東日本の駅でアルファベットが入る駅名はこれが初めてとなります。
(追記2)
臨時駅のJヴィレッジは2019年4月20日に開業します。普通列車が上下合わせて最大12本停まります。
(参考:東北運輸局ホームぺージ http://wwwtb.mlit.go.jp/tohoku/puresu/puresu/td180328.pdf、河北新報ホームぺージ http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201803/20180329_63003.html、時事ドットコム https://www.jiji.com/jc/article?k=2018032800721&g=eco、YOMIURI ONLINE https://www.yomiuri.co.jp/national/20181011-OYT1T50123.html、JR東日本水戸支社ホームページ http://www.jrmito.com/press/190123/press_01.pdf)
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