阪急、阪神等、回数券カードから引き換えた回数券の有効期限変更
現在、阪急、阪神、山陽において回数券カードからきっぷタイプの回数券に引き換えた場合、回数券カードの購入日の属する月の翌月から起算して3か月目の月末まで有効です。きっぷに引き換えても、回数券カードと同じ有効期限なのです。例えば、2018年9月1日に回数券カードを購入し、9月30日に引き換えた場合、12月31日まで有効です。
ところが、10月1日以降に引き換えた場合、きっぷタイプの回数券の有効期限は変わります。引換当日のみ有効なのです。先ほどと同じ2018年9月1日に購入した回数券カードでも、10月1日に引き換えすれば、10月1日当日限り有効なのです。また、阪急で発売しているきっぷ式の回数券は、9月30日をもって発売を終了します(他社線との連絡回数券を除きます)。
このことが何を意味しているのは、みなさん御存知でしょう。金券ショップで安い回数券がばら売りされるのを防ぐためです。何回も利用する人にお得なきっぷを提供するのはともかく、あまり使わないのに格安のきっぷを使うことができる、というのは鉄道会社にとっては許せないことです。金券ショップや自販機で安いきっぷを手に入れていた人には残念な話ですが、仕方のないことでしょう。ICカードを普及させ、儲かったお金で、「PiTaPa」などへの割引をつければいい話なのです。
(参考:阪急ホームぺージ http://www.hankyu.co.jp/files/upload/pdf/180426.pdf、阪神ホームぺージ http://rail.hanshin.co.jp/uploads/info/b0a8afb7f81b471f269ce9f58a50364725a254a1.pdf、山陽電鉄ホームぺージ http://www.sanyo-railway.co.jp/media/1524719323.pdf)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 芸備線等の輸送密度が上がる(2023.09.30)
- 西武の「サステナ車両」は東急と小田急の車両(2023.09.27)
「阪急」カテゴリの記事
- 阪急から南海、JRに乗り入れるのは急行(2023.08.17)
- 南海、新大阪へは阪急にも乗り入れ(2023.08.02)
- 大阪を走る休日のみ1日2本のバスと「京とれいん」に乗る(2)(2023.01.13)
- 大阪を走る休日のみ1日2本のバスと「京とれいん」に乗る(0)(2023.01.11)
- 阪急、うめきた-十三-新大阪間の路線を2031年に開業へ(2022.12.29)
「阪神」カテゴリの記事
- 阪急阪神ホールディングス、2024年度までに全駅にQRコード改札設置(2023.01.03)
- 阪神、年末年始に有料列車(2022.12.02)
- 2023年の初旅は「楽」の団体列車(2022.12.22)
- 阪神、平日昼間の快速急行を30分間隔に(2022.10.22)
- 阪急、阪神も「ICOCA」でポイント還元サービス(2022.08.10)
「関西私鉄」カテゴリの記事
- 北陸新幹線の延伸は2024年3月16日、北大阪急行の延伸は2024年3月23日(2023.08.30)
- 京福、2両編成を増やして輸送力増強(2023.08.20)
- 京都丹後鉄道に「タンゴエクスプローラー」風塗装(2023.08.08)
- 神戸電鉄「おもてなしきっぷ」で、神姫バスの一部路線の利用可能に(2023.08.06)
Comments