名古屋近郊を一日散歩
5月2日のことですが、名古屋近郊の鉄道に色々乗ってきたので、その時の様子を書きます。
「ICOCA」を持って岐阜9:09発の多治見行きに乗る。キハ75の2両編成である。正直なところ、まだ乗ったことがない、ロングシートのキハ25に乗ってみたかったが、次の機会にしよう。2人掛けの座席に1人ずつぐらい座った状態で発車。各駅ともに少ないながらも乗り降りがあるが、名鉄との乗り換えである鵜沼での乗車が目立つ。
美濃太田で20分以上の長い停車、客はほとんど降りる。車内にはほとんど残っていない。また美濃太田までは車掌が乗っていたが、ここからはワンマンになる。ホームの端に駅弁の売店があり、せっかくだから買い求める。「松茸釜めし」だ。駅弁のある駅は珍しく、あるときに買っておかないといけない。いきなり潰れてしまうこともあるからだ。ガラガラになってしまったキハ75だが、美濃太田を出てからは乗る人が多く、相席は少ないものの、座席はほぼ埋まっていた。岐阜を出たときと同じような状態だ。多治見で中央線に乗り換えるが、乗り換え時間が短く、慌ただしい。乗った中央線の列車(多治見10:37発)は、元「セントラルライナー」用の車両だった。
高蔵寺で愛知環状鉄道に乗り換え。事前に金券ショップで株優を買っておいたので、それを使って乗る。片道870円のところ、650円で乗ることができるのだからお得だ。それにしてもJRや大手私鉄ならともかく、上場していない愛知環状鉄道の株優が金券ショップで売られているのは不思議だ。どこから流出したのだろうか? 高蔵寺10:55発はセミクロスシートの4両編成(愛知環状鉄道の車両は大半がセミクロスシートだが、ごく少数、ロングシートのものもある)。青い帯の車両と緑の龍みたいに見える帯の車両の2種類があるが、後ろの緑のにする。4両もあるため、車内はガラガラ。愛知環状鉄道は大半が単線だが、日中でも16分間隔で走っているので、しょっちゅうすれ違う。2両が適正なところだが、運用の都合で仕方がないのか? 終点の岡崎では愛知環状鉄道専用のホームに停まるが、中間改札はない。このまま愛知環状鉄道にICカードを導入したら、岡崎-高蔵寺間を愛知環状鉄道に乗ったかJRに乗ったか区別がつかない。高蔵寺に中間改札を置くスペースはないし、少ないとはいえ直通列車もあるから、岡崎に置くしか方法はない。どうするのだろうか? 蒲郡までの東海道線で美濃太田で買った駅弁を食べる。
たまには外に出てみようと、風が強く、しかも小雨が降る中、竹島の入口まで歩く。蒲郡からは名鉄。13:11発の吉良吉田行きに乗る。2両編成のワンマンカー。始発の蒲郡と終着の吉良吉田以外は無人駅なので、後ろの車両の扉は開かない。高校生などが乗っていたが、彼らはしばらくすると降り、2両に10人もいないようになった。スーツ姿の人はもちろんいない。残念ながらこれが現実なのだろう。
終点の吉良吉田に到着。碧南方面への列車が発着していたホームに到着する。吉良吉田で降りる人も名古屋方面に行く人も中間改札を通らないといけない構造になっている。ここで無人駅だらけの穴を塞ぐのだ。吉良吉田から乗るのは、4両編成の急行弥富行き。2人で座るには窮屈なクロスシートのある車両だ。ただ、少ないながらも通過駅があるので、スピード感はある。名古屋本線に入り、知立で乗り換える。猿投まで乗る三河線は朝夕のラッシュも昼間も関係なく15分間隔。昼間は2両編成だが、混む時間は2本つないで、4両編成にする。私が乗った知立14:35発も終着の猿投で増結して4両編成になって知立に戻っていった。
猿投でそのまま折り返すのは面白くないので、バスを使う。(名鉄豊田線の)浄水駅と足助を結ぶバス、さなげ・足助線は、途中、愛環四郷駅と猿投駅を経由する。日中も1時間に1本あり、猿投駅から愛環四郷駅までの運賃は100円。10分待てばバスが来るので、バスを待つ。猿投駅15:20発のバスは時間通りにやって来た。かわいらしい小さなバス。客が私を含めて3人しかいないのは残念。意外なことに交通系ICカードが使えるので、「ICOCA」で支払う。ちなみに愛知環状鉄道の四郷は、バスが停まるロータリー、駐車場、駐輪場しかない。店の類は全くないのだ。その四郷から愛知環状鉄道に乗って新上挙母まで行く。
駅員に聞いた通りに行くと、名鉄の上挙母まですんなりと行くことができた。上挙母から15:56発の猿投行きに乗ったが、4両編成になったにもかかわらず、1時間ほど前に乗った列車(知立14:35発のこと。上挙母14:56発となる)よりも混んでいる。高校生の下校時間か? 次の豊田市で豊田線に乗り換え。16:11発の上小田井行きに乗ったが、ひと駅ごとに大学生が乗ってきて、つり革も埋まっていった。
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