北海道新幹線で東京-札幌間は4時間半に
大幅な赤字に苦しむJR北海道にとって、北海道新幹線札幌延伸は、一発大逆転の大チャンス。いろいろ問題はありますが、早期の開業が望まれます。
しかし、いくら前倒しして開業できたとしても、新幹線のスピードが遅くれば、航空機からの移転は少なく、期待される効果を挙げることはできません。その北海道新幹線ですが、これまで、東京-札幌間の所要時間は5時間を超えるとされていました。ライバルの航空機が空港へのアクセス時間を含めて4時間程度であることを考えると、心もとない数字です。これでは、新幹線に移ってくれる人はそう多くは見込めません。
ところが、JR北海道は、青函トンネル内のスピードを上げ、線路周辺の設備を高速化に対応させることによって、東京-札幌間の所要時間を4時間半程度に短縮させたいと考えています。これでも航空機と戦うのには厳しいでしょうが、大宮あたりからなら勝負はできるでしょう。盛岡以北の最高速度を引き上げることも重要です。時速260キロでは遅すぎます。
(参考:NHKホームぺージ https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180616/0000809.html)
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