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気仙沼線BRT、一気に12キロの専用道誕生

 以前に、気仙沼線BRTの駅の追加と専用道の増加についての記事を書きましたが、その期日が決まりました。7月1日です。

 新駅の名前は、志津川中央団地前。これに伴い、志津川-清水浜間の運行ルートが変わり、一部区間の運賃が変わります。南三陸町役場・病院前(7月1日にベイサイドアリーナから名称変更されます)発着のものがそれに該当し、例えば南三陸町役場・病院前-気仙沼間は現行の670円から760円に上がります。理由はよくわかりませんが、ベイサイドアリーナ発着の定期券を持っている人は、磁気定期券の発行替えや区間変更が必要になることもあります。特に「odeca」定期券を持っている人は、6月30日までに磁気定期券にしなければならないようです。

 専用道ができるのは、柳津-陸前戸倉間(12.0キロ)と、最知-松岩間(0.8キロ)。柳津-陸前戸倉間については、途中駅の陸前横山を専用道上に移設します。また、柳津については、鉄道ホームから80メートルほど気仙沼方面に行ったところにBRTホームを設置し、BRTはそこを発着することになります。鉄道ホームとBRTホームの間には屋根付きの通路が整備され、跨線橋を通らずに、雨にも濡れずに乗り換えることができるようになります。最知-松岩間については、松岩が専用道上に移され、最知-松岩間の所要時間が2分短縮されます。

 7月1日にはダイヤ改正も行われ、柳津、前谷地において一部便の接続が改善される反面、鉄道とBRTが並走している前谷地-柳津間において、BRTの本数が10往復から5往復に半減されます。
(参考:JR東日本盛岡支社ホームぺージ http://www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_1528432495_1.pdf)

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