海外向けの「Suica」
列車の乗り降りなどによく使われているICカード。JR東日本の「Suica」はその代表例です。
JR東日本はICカードのシステムを海外にも導入したいとしています。しかし、「Suica」のシステムをそのまま海外に持っていくのではありません。「Suica」のシステムは首都圏での混雑時でも対応できるよう、大量のデータを迅速にできるようにしています。確かに性能はいいのですが、逆に相手が求めるものよりも過剰性能で、コストがかさみます。ですから、海外向けには、読み取り速度などを落とすかたちで性能を下げ、コストを抑えたシステムを売り込みます。
まずは、JR東日本の「Suica」が使えない地域において導入し、テストをしていきます。
(参考:「鉄道ファン」2018年7月号 交友社)
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