JR北海道、2025年度にも再び存続見直しか?
JR北海道が単独では維持困難としている路線のうち、宗谷線、石北線など7路線8区間については、北海道の有識者会議が存続を求めています。これらの路線はこのまま存続されるでしょうが、将来にわたって存続が保証されたわけではありません。
どういうことでしょうか? 12日に東京で開かれた自民党のJR北海道対策プロジェクトチームの会合で、島田JR北海道社長が明らかにしたところによれば、宗谷線、石北線など7路線8区間の収支改善が進まない場合、2025年度中にも再び存続の見直しを行うとのことです。確かに今回存続が決まった路線でも永久に維持する義務はなく、状況の変化に応じてある程度の間隔で適宜見直す必要はあるでしょう。
なお、JR北海道は2030年度まで、国や北海道の支援が必要だとしています。なぜ2030年度かと言えば、北海道新幹線が札幌まで延伸するのがその時期。北海道新幹線が札幌まで伸びれば、収支の大幅な改善が図られるとしているのです。そのためにも、北海道新幹線の早期全線開業が望まれます。
(参考:北海道新聞ホームぺージ https://www.hokkaido-np.co.jp/article/198869)
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