茨城県内に2番目の東北線駅?
東北線で茨城県内にある駅は古河、ただ1つのみ。しかし将来、2つ目ができるかもしれません。それは古河駅の南3.2キロの古河市大堤地区に設置を予定している、南古河(仮称)。310メートルの長さのホーム2本に橋上駅舎を備えます。
この南古河の設置計画は最近、浮かび上がったものではありません。1983年に地元市町で設置促進期成同盟会が発足し、国鉄やJR東日本などに要望をしてきました。1994年に土地区画整理組合事業の基本計画案が策定され、地元住民への説明会が開かれましたが、一部地権者の反対が強く、そのままになってしまいました。
それが再び動き始めたのです。古河市は2017年度に9年ぶりに基礎調査を行いました。それによると、新駅の開業を2027年と仮定した場合、駅の建設費は106.2億円が必要だということが判明しました。前回調査時に比べて57.8億円も増えています。未実施の駅周辺の区画整理事業を行えば、2037年の1日当たり駅利用者数は約9000人ということになります。
新駅設置計画は古河市等が合併するときに盛り込まれたもので、古河市にとっては優先度が高いものです。建設費が高いのが気になりますが、駅がなければ鉄道があっても使えませんから、駅ができるに越したことはありません。
(参考:茨城新聞ホームぺージ https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15314800263226)
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