国鉄色のDD51が消える?
かつては全国各地で見られたDD51ですが、数をかなり減らして、今はJR東日本、JR西日本、JR貨物に若干残るのみです。そして、JR貨物のDD51は名古屋地区にいるだけで、それもDF200に置き換えられようとしています。
さて、その希少となったJR貨物のDD51ですが、5月下旬に国鉄色のDD51など3両(DD51が2両とEF64が1両)が愛知機関区の留置線に運び込まれました。この留置線は通称、解体留置線と言われ、ここに運び込まれた車両は解体されるようです。この留置線に運び込まれたDD51は2両とも国鉄色であり、そのまま解体されると、JR貨物の所有するDD51から国鉄色のものはなくなってしまいます。
今のところ、国鉄色ではないJR貨物のDD51はありますし、JR東日本やJR西日本のDD51は国鉄色のままです。国鉄色のDD51がすぐに消えるわけではありませんが、カウントダウンはゆっくりと進んでいるのでしょう。置き換え車両があるJR貨物とは違い、JR東日本やJR西日本がDD51の代替車両として何を用意するのかわかりませんが。JR西日本のキヤ143のような車両が代替車両になるかもしれません。
(参考:railf.jp https://railf.jp/news/2018/05/28/201000.html)
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