北海道新幹線と地下鉄南北線の乗り換え距離は500メートル
北海道新幹線の札幌駅は「修正東側案」に決まりましたので、現在の札幌駅の200~300メートル東に新幹線駅ができることになります。中央区北5西1街区に駅舎ができますので、地下鉄東豊線さっぽろ駅との乗り換えは容易です。約100メートルぐらいしか離れていません。
しかし、札幌市営地下鉄で一番利用者の多い路線は東豊線ではありません。南北線なのです。南北線は東豊線よりも約250メートル西側を走っていますので、新幹線駅との乗り換え距離は長くなります。既存の乗り換え通路を通ると約500メートルもするのです。商業施設の「エスタ」や札幌駅地下街を通れば移動距離は短くなるようですが、途中、階段やエスカレーターがあり、スーツケースを持っている人には使いづらいうえに、店が営業しない深夜や早朝には使えません。
さすがにこれでは長すぎますので、札幌市は、駅周辺の再開発に合わせて、新幹線利用者にも便利な地下通路をつくることを考えているようです。北海道の人口が札幌付近に集中していることを考えると、在来線で特急に乗り換える人よりも、地下鉄に乗り換える人のほうが多いでしょう。新幹線駅も地下鉄も動かせない以上、その中でできるだけの工夫はしなければなりません。
(参考:北海道新聞ホームぺージ https://www.hokkaido-np.co.jp/article/203317)
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