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JR九州、日田彦山線をバス転換する意向

 日田彦山線の添田-夜明間は2017年7月の九州北部豪雨で大きな被害を受け、運休を続けています。

 この日田彦山線、需要が極めて少ないにもかからわず鉄道を復旧させるというがありましたが、鉄道を維持するような社会的価値がないことは明らかです。そこでと言うか、やはりと言うか、バスへの転換案が出てきました。

 この提案はJR九州から出されました。被災した区間は赤字です。被災する前の2016年度の数字ですが、2.6億円の赤字です。どうしても鉄道が欲しいのなら、沿線が財政支援をしなければいけません。JR九州は沿線が鉄道施設を所有・維持し、運行のみをJR九州が行う、上下分離方式の提案も行っていましたが、負担を嫌って、自治体は反対しています。お隣の久大線クラスの需要があればともかく、そうでなければバスになっても文句は言えません。完全に地元は甘えているだけで、鉄道会社の足を引っ張るだけの行動です。需要の極めて少ないローカル線を廃止にすれば、その経営資源を鉄道が得意とする幹線に振り向けることができるのですから。

 JR九州としては、日田彦山線にBRTを導入することも考えています。険しい山道を回避するため、県境にある長さ4.3キロの釈迦岳トンネルの線路を舗装し、BRTが走るバス専用道路にすることも考えています。
(参考:産経ニュース https://www.sankei.com/region/news/180828/rgn1808280027-n1.html、毎日jp https://mainichi.jp/articles/20180828/k00/00m/040/156000c)

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