路面電車の床が木に
昔のものはともかく、最近の電車の床は塩化ビニール製マットです。ところが、6月のことですが、岡山電気軌道で走っている路面電車のうち1両の床が、「オリエント急行」や伊豆急の「THE ROYAL EXPRESS」にも使われた、高級木材のチークに変わりました。「MOMO」や「KURO」などの観光列車ならともかく(岡山電気軌道では、すでに4両が導入当初からチーク材ではありませんが天然木を採用しています)、普通の路面電車では珍しいことです。
床がチーク材になった車両は、1992年から運行しているものです。高島屋のイメージ広告をラッピングしています。東京のインテリアメーカーに委託して、厚さ3ミリのチーク材の化粧合板を床にはめ込んでいます。茶色のもの、薄茶色のものが混ざっています。乗客によれば、木のにおいもするようです。
この車両、東山線と清輝橋線で1日約15往復するようです。また、岡山電気軌道は好評なら、ほかの車両にも増やすそうです。
(参考:山陽新聞digital http://www.sanyonews.jp/article/727843、日本経済新聞ホームぺージ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31439080W8A600C1LC0000/)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
「中四国・九州私鉄」カテゴリの記事
- 長崎電気軌道の新型路面電車、実は世界初(2022.05.05)
- 広島市中心部の路面電車とバス、220円に(2022.05.04)
- ウクライナ色の電車(2022.04.24)
- 沖縄鉄軌道、整備新幹線方式で建設か?(2022.05.02)
- 琴電の高松市中心部の高架化、白紙に(2022.04.17)
「路面電車」カテゴリの記事
- 長崎電気軌道の新型路面電車、実は世界初(2022.05.05)
- 広島市中心部の路面電車とバス、220円に(2022.05.04)
- 「PASPY」は2025年3月までに廃止(2022.03.05)
- 三宮-神戸間にLRT(2022.02.01)
- 岡山駅東口広場への路面電車乗り入れ、2025年度に(2022.01.28)
Comments