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発車メロディーの音を小さくすれば駆け込み乗車は減る?

 駅で発車ベルが鳴れば、何とかして乗ろうと、どうしても列車に向かって走ってしまいます。駆け込み乗車になってしまいます。

 そこでJR東日本は8月1日から、常磐線各駅停車の亀有-取手間で、車両に設置された車外向けスピーカー(1両に左右合わせて4か所あります)でドアの開閉を知らせる実験を始めます。常磐線各駅停車が選ばれたのは、沿線に蒲田の「蒲田行進曲」のような、御当地メロディーがないからです。

 なぜ車外向けスピーカーを使うのでしょうか? 駅の発車メロディは音量が大きく、ホームから離れた改札口付近でも聞こえてしまいます。発車メロディが聞こえるので、駆け込んでしまうのです。そこで発車メロディを駅からではなく車両から鳴らすことによって、ホーム以外では聞こえないようにします。これで駆け込み乗車を減らそうとしています。

 常磐線各駅停車にはJR東日本の車両のほか、東京メトロや小田急の車両も走っていますが、これらについても車両から発車メロディを鳴らします。駆け込み乗車を減らす効果があれば、ほかの路線にも拡大するようです。
(参考:日本経済新聞ホームぺージ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3353945028072018CC0000/、千葉日報ウェブ https://www.chibanippo.co.jp/news/national/520282)

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