沖縄都市モノレールで「アリペイ」実証実験
沖縄都市モノレールは外国(主に中国?)の利用者が増えていますが、当然外国とでは切符の買いかたが異なり、買いかたがわからずに自動券売機の前で止まってしまうケースがあるようです。
そこで沖縄都市モノレールはオリックスなどと共同で、6月22日から7月20日までの間、中国を中心に普及している電子決済サービス、「アリペイ」を使えるようにする実証実験を行っていました。国内の鉄道の自動改札機で海外の電子決済が使えるようになる実証実験はこれが初めてのようです。期間限定とはいえ、「Suica」などの日本の交通系ICカードが使えるようになる前に海外のが先に使えるようになったのです。
「アリペイ」とは、スマートフォンなどの端末で、QRコードを読み込んで決済するサービスです。沖縄都市モノレールで「アリペイ」の実証実験を行った理由は、沖縄都市モノレールではすでにQRコードを活用していて、ほかの鉄道と接続していない、独立した鉄道だからです。実証実験がやりやすいのです。実証実験では、全15駅の改札機に「アリペイ」を利用するためのシステムを入れました。
今後、実証実験の検証を行い、本格運用に結び付けたいとのことです。
(参考:琉球新報ホームぺージ https://ryukyushimpo.jp/news/entry-743823.html)
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