三重交通、南紀特急線を各駅停車化
これまで松阪市と尾鷲市とを結ぶ三重交通の南紀特急線は、国道を通る路線バスながら、「特急」という名の通り、主要な停留所のみにしか停まりませんでした。
しかし、三重交通は10月1日にダイヤ改正を行い、路線を熊野市まで延長したうえですべての停留所に停まることになりました(背景には名古屋方面への高速バスが誕生し、ローカル輸送に専念できるようになったことが考えられます)。車両もこれに合わせて、バリアフリーに対応した大型ノンステップバスになります。ただ、長距離用に対応するためか、ハイバックシートでカップホルダー、手荷物フック、網ポケットも備えられています。
詳しく見ていくことにしましょう。路線の名称はこれまでの南紀特急線から松阪熊野線に変わり、松阪、多気、大台、大紀、紀北、尾鷲、熊野の7市町にわたって、丹念に119か所の停留所に停まります。距離は往路134.8キロ、復路132.0キロ、運行時分は往路4時間12分、復路4時間5分です(途中、15分間の休憩が2回入ります)。運行本数は松阪中央病院-松阪駅前-三交南紀間2往復、松阪駅前-三交南紀間2往復の合わせて4往復です。
(参考:三重交通ホームぺージ http://www.sanco.co.jp/other/release180926_1.pdf)
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