アサヒビール、吹田工場から貨物駅への通路をつくる
アサヒビール吹田工場は吹田貨物ターミナルの近くにあります。直線距離にして1.5キロのところですが、ちょうどいいところに道路がないため、9.5キロもかけてぐるっと回らないといけません。効率が悪いです。そういう効率の悪い走りかたを、年間約2万台のトラックがやっているのです。
そこでアサヒビールは、アサヒビール吹田工場から直接吹田貨物ターミナルの専用道路に入ることのできるアサヒビール専用ゲート(吹田工場JR門)を設置することにしました。7月24日から運用を開始しています。
これによりこれまで9.5キロもかけていた距離が、1.5キロに短縮されます。また、一部ですが、コンテナを牽引できるように改良した電気牽引車や、圧縮天然ガス(CNG)大型トラックを使用し、環境負荷低減を図ります。年間のCO2排出量は従来の約1/6になり、約200トン削減できます。距離が短くなるので、ドライバー不足にも対応できます。
今後、アサヒビールはすでに行っているビール会社との共同物流やモーダルシフトの推進などによって、さらなる環境負荷低減を図るとしています。
(参考:LNEWS https://lnews.jp/2018/07/k072409.html)
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