« 下地島空港は2019年3月30日開業 | Main | 小田急、LSEの車内装備品を販売 »

阿下喜と西藤原を結ぶバスがあった

 三岐鉄道北勢線の終点、阿下喜からそのまま折り返さずに行く方法として、三岐鉄道三岐線の伊勢治田まで歩くのはよく知られています。しかし、伊勢治田は途中の駅で、終点ではありません。終点同士を結ぶバスはないのでしょうか?

 実はあるのです。いなべ市の福祉バスがそれで、日祝と年末年始は除きますが、坂本線というのが阿下喜と西藤原を結んでいるのです。

 バスはジャンボタクシーみたいなタイプ。阿下喜にはいくつかの路線が乗り入れているので、乗り間違いのないように注意する必要があります。昨日(10月19日金曜日)乗ったのは阿下喜11:34発のバス。次のいなべ総合病院で乗る人がいて、客は8人にもなりました。阿下喜を発車して10分ほどでバスは三岐線の踏切を渡ったのですが、集落の中を走るので、どこを走っているかはよくわからなかったです。普通のバスのように案内放送もないので、注意が必要です。地元の人ぐらいしか乗らないのでこれでも問題ないのでしょうが、旅人の我々は運転士に予め聞いておいたほうがよいでしょう。

 三岐線西藤原の最寄りのバス停は西藤原駅口ですが、集落の中にあるバス停なので、駅の位置は近くに立っている案内を見ないとわかりません。阿下喜は駅前にバス停があったのですが、駅とバス停が離れている西藤原でバス停を探すのは難しいです。なお、西藤原の駅前には店はありませんが(阿下喜にはパン屋、コンビニ、銀行があります)、駅の中に簡易郵便局があります。鉄道の切符も硬券なので、記念に子供の初乗り切符を買いました。

 余談ですが、三岐線に乗らなくても、北勢線に再び乗らないで戻る方法があります。ひとつは桑名と阿下喜を結ぶ三重交通のバスに乗ること。阿下喜のバス停は道路を渡った向かい側にあり、1時間に1本バスがあります。もうひとつは、駅前にある温泉に入ること。三岐鉄道には温泉がセットになった切符があるぐらいですから、温泉に入ってから再び北勢線に乗っても、気が引けることはありません。

| |

« 下地島空港は2019年3月30日開業 | Main | 小田急、LSEの車内装備品を販売 »

バス」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 阿下喜と西藤原を結ぶバスがあった:

« 下地島空港は2019年3月30日開業 | Main | 小田急、LSEの車内装備品を販売 »