阿下喜と西藤原を結ぶバスがあった
三岐鉄道北勢線の終点、阿下喜からそのまま折り返さずに行く方法として、三岐鉄道三岐線の伊勢治田まで歩くのはよく知られています。しかし、伊勢治田は途中の駅で、終点ではありません。終点同士を結ぶバスはないのでしょうか?
実はあるのです。いなべ市の福祉バスがそれで、日祝と年末年始は除きますが、坂本線というのが阿下喜と西藤原を結んでいるのです。
バスはジャンボタクシーみたいなタイプ。阿下喜にはいくつかの路線が乗り入れているので、乗り間違いのないように注意する必要があります。昨日(10月19日金曜日)乗ったのは阿下喜11:34発のバス。次のいなべ総合病院で乗る人がいて、客は8人にもなりました。阿下喜を発車して10分ほどでバスは三岐線の踏切を渡ったのですが、集落の中を走るので、どこを走っているかはよくわからなかったです。普通のバスのように案内放送もないので、注意が必要です。地元の人ぐらいしか乗らないのでこれでも問題ないのでしょうが、旅人の我々は運転士に予め聞いておいたほうがよいでしょう。
三岐線西藤原の最寄りのバス停は西藤原駅口ですが、集落の中にあるバス停なので、駅の位置は近くに立っている案内を見ないとわかりません。阿下喜は駅前にバス停があったのですが、駅とバス停が離れている西藤原でバス停を探すのは難しいです。なお、西藤原の駅前には店はありませんが(阿下喜にはパン屋、コンビニ、銀行があります)、駅の中に簡易郵便局があります。鉄道の切符も硬券なので、記念に子供の初乗り切符を買いました。
余談ですが、三岐線に乗らなくても、北勢線に再び乗らないで戻る方法があります。ひとつは桑名と阿下喜を結ぶ三重交通のバスに乗ること。阿下喜のバス停は道路を渡った向かい側にあり、1時間に1本バスがあります。もうひとつは、駅前にある温泉に入ること。三岐鉄道には温泉がセットになった切符があるぐらいですから、温泉に入ってから再び北勢線に乗っても、気が引けることはありません。
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