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羽越線にディーゼルハイブリッド車両の観光列車

 JR東日本は2019年10月からの「新潟県・庄内エリアデスティネーションキャンペーン」に合わせて、羽越線に新しい観光列車を走らせます。その観光列車の名前は「海里」。「かいり」と言います。新潟県や庄内地方には豊かな海や里があります。その海や里のおいしいものや景色を楽しんでもらいたいという想いから名付けられたようです。

 まず外観から見ていきましょう。中ほどの2、3号車の窓より下は白がベース、そして両端の1、4号車の窓より下は両端に向かってだんだん赤くなります。白は新雪、赤は夕日をイメージしています。中も赤系統の色がところどころで使われています。1号車は2人掛けのリクライニングシートが並び、定員は30人です。2号車は定員4人のコンパートメントが8室あります。コンパートメントは座席を引き伸ばすことができ、フルフラットになります。足を伸ばすこともできます。3号車は新潟や庄内の食をメインに提供する売店と、イベントスペースがあります。定員は0人です。4号車は新潟や庄内の食を楽しむことができるダイニングで、2人席と4人席があります。定員は24人です。

 この「海里」はディーゼルハイブリッド(HB-E300系)の4両編成です。新潟-酒田間を走ります。羽越線の観光列車と言えば、「きらきらうえつ」がありますが、485系を使用しているので、かなり老朽化しているのでしょう。これを置き換える意図があるかもしれません。

(追記)
 「きらきらうえつ」は2019年9月で定期運転を終え、その後廃車になるようです。
(参考:JR東日本新潟支社ホームぺージ http://www.jrniigata.co.jp/press/20181016kairi.pdf、新潟日報ホームぺージ https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20181113432160.html)

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