東急、ハイグレード通勤バス等の実証実験を行う
東急は東京都市大学、株式会社未来シェアの協力を得て、郊外住宅地を取り巻く社会の変化に対応し、いろいろな交通手段を用意する取り組み、「郊外型MaaS実証実験」を田園都市線たまプラーザ駅北側地区(横浜市青葉区美しが丘1~3丁目)を中心に行います。国内では初めてのことで、田園都市線たまプラーザ駅北側地区が選ばれたのは、田園都市線沿線で初期に開発された地区のひとつで、開発から約60年が経過し、住民の高齢化や建物の老朽化などが問題となっているからです。
用意する交通手段は4つ。ひとつはハイグレード通勤バス、たまプラーザ駅から渋谷駅に向けて、Wi-Fiやトイレを備えた24人乗りバスを走らせます。二つ目はオンデマンドバス、スマートフォンから簡単に予約が可能なものとなっています。三つ目のパーソナルモビリティはより手軽な地域内移動に適したもので、坂道や狭い路地でも快適に走行できるものです。1人乗りの小さな車で、自分で運転します。四つ目のカーシェアリングはマンション内で行うものです。ハイグレード通勤バス以外は、たまプラーザ駅北側地区を中心とした短距離の交通機関です。
4つの実証実験は2019年の1月下旬から3月下旬までの約2か月間行う予定です。地域住民などから約200人の実験参加者を公募し、それぞれの交通手段に対する評価や行動範囲の変化などを調査し、今後の事業展開の参考にします。
(参考:東急ホームぺージ http://www.tokyu.co.jp/image/news/pdf/20181031-1.pdf)
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