西鉄バス北九州、バス停の時刻表が紙でなくなる
バス停には時刻表が掲示されています。バス停はたくさんあり、ダイヤ改正があれば、一気に貼り替えないといけません。かなり手間のかかる作業です。
そんな中、西鉄バス北九州はインターネットを活用したスマートバス停というものを本格的に始めます。バス停にある時刻表はクラウドから配信したもの。これまでのように紙の時刻表を貼っているわけではありません。ダイヤ改正のときでもクラウドからデータを配信すれば、一瞬のうちに改正後の時刻表に切り替えることができます(バス停が数時間ごとに時刻表や広告のデータが更新されたかをクラウドに確認して、更新があれば新しいデータを受信します)。繁華街や市街地にあるものを除いて、スマートバス停には太陽光発電装置もあり、電源なしに5年間動くことができます。西鉄バス北九州のバス停は約2000か所。ダイヤ改正時に一気に紙で貼り替えるのはかなり難しいです。2018年8月時点で6か所がスマートバス停となっていて、2019年4月に本格稼働を始めた後は、最大で年間500か所のペースで切り替えていきます。
このスマートバス停、西鉄バス北九州のみが採用しているのではありません。みちのりホールディングスの中に入っている会津バスのバス停にも、スマートバス停があります。気候の厳しい会津の地で実験をしているのです。最終的にはスマートバス停を普及させるにとどまらず、さらにその先を見据えているようです。
(参考:日経XTECH https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00001/00946/、東洋経済ONLINE https://toyokeizai.net/articles/-/242465)
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