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新幹線で宮城県の農産物を東京へ

 11月のことですが、全国各地で運転士が不足している中、東北新幹線を使って農産物を運ぶ取り組みが行われました。

 取り組みが行われたのは、11月7日から9日の3日間。朝収穫された仙台市若林区産のミニトマトや山元町産のイチゴを東北新幹線で運んだのです。まず、生産者が農産物を仙台市若林区にある若林郵便局に運び、日本郵便がそれを仙台駅まで運びます。生産者は仙台駅まで行かなくても、郵便局まで持っていけばよいのです。農産物は東北新幹線の車内販売用の業務室に積み込まれ、東京駅構内にある売り場に運ばれました。

 新幹線で貨物を運ぶ最大のメリットは、何と言っても速さ。貨物列車やトラックを圧倒し、午前中に収穫した農産物をその日中に運ぶことができます。今回も14時ごろには着いたのです。

 ただ、課題がないわけではありません。今回は車内販売用の業務室を使ったため、輸送量が小さいことです。これに関しては本格的に行うまでに方法を見つける必要があるようです。JR東日本と日本郵便は6月に連携協定を締結しています。鉄道会社と郵便局の組み合わせでは、無人駅に郵便局が入るということがありますが、この6月の連携協定によっていろいろなことが考えられているようです。
(参考:日本経済新聞ホームぺージ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37483750X01C18A1L01000/、河北新報ホームページ https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201811/20181108_12007.html)

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