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京都の市バスに荷物スペース

 京都市交通局の市バスは、国内外からの観光客等で混雑しています。市バスの1日当たりの乗客数は36.8万人(2017年度)。5年前に比べて4万人以上増えています。しかも、観光客の持つ大きな手荷物が混雑を助長していると言われています。そこで京都市交通局は2019年3月に、観光客や市民の利用の多い10ほどの系統に、荷物スペースのついたバスを走らせます。

 荷物スペースは、後扉の後ろに設置します。市内の主要観光地を巡る100号系統の場合、キャリーバッグを6個ほど置くことができます。京都市内を循環して市民の利用も多い205、206号系統などの場合は、キャリーバッグやクラブ活動の鞄を2個ほど置くことができます。2020年度までには観光路線の101、102号系統でも導入します。新車を導入するときに荷物スペースのある車両を投入します。

 観光客の多い一部の路線では、前乗り後降り方式に変更します。最初に前乗り後降り方式に変更するのは100号系統。2019年3月のことです。その後、9つの系統で、前乗り後降りに変更します。同じ市バスでも系統によって前乗り後降りが混在するので、ややこしいです。
(参考:京都新聞ホームページ https://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20181222000041)

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