青い森鉄道、車輪不具合で123本運休
青森県にある第三セクター鉄道、青い森鉄道で12日から列車の運休が相次ぎました。運休した列車は20日までの9日間で123本、約9500人が影響を受けました。朝の時間帯には、積み残しができることもありました。問題は解決し、今日21日から通常通りの運転に戻るということですが、何があったのでしょうか?
実は、青い森鉄道が所有する10編成のうち、半分の5編成の車輪から基準を超える傷が見つかりました。青い森鉄道では社内規定で6日に1回、目視による検査を行います。車輪に5センチ以上の傷が2カ所、もしくは7.5センチ以上の傷が1か所あれば、傷を消す作業を行います。台風で落ち葉が増えると、落ち葉による空転の危険性が高まります。これを防ぐため急ブレーキをかけ、車輪への負荷がかかりました。また、冬にスリップを防ぐため、ブレーキを多用することも車輪への負荷を増やします。こういうことにより傷ができたとみられています。傷があっても運転に支障があるわけではありませんが、騒音などが大きくなるようです。
半分の車両が使えなくなるとダイヤ通りの運行ができないのは当然ですが、なぜ半分の車両に傷が発生したのか、理由を聞いても理解できないところがあります。
(参考:朝日新聞ホームページ https://www.asahi.com/articles/ASM1L6GBQM1LUBNB00J.html、Web東奥 https://www.toonippo.co.jp/articles/-/141155、https://www.toonippo.co.jp/articles/-/139441)
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