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首都高速、時間帯によって料金が変わる?

 2020年の東京オリンピック期間中、首都高速は大会関係者の輸送にも使われるので、渋滞はさらに激しくなると言われています。通常の倍になると言われています。

 渋滞を防ぐためには、首都高速を走る車を減らさないといけません。大会組織委員会や東京都は、一般道を含めて都心部の交通量を15%減らすことを目標として、経済界や物流業者に協力を求めていますが、目標通り減らすことができるかどうかはわかりません。

 そこで東京都、国、大会組織委員会は、首都高速の料金を時間帯によって上げ下げすることによって交通量を調整する、「ロードプライシング」を導入するようです。海外ではすでにを採用しているところがあり、実績があります。まだ具体的な料金案は出ていませんが、大会関係者の輸送が多い時間帯は現行料金(ETC普通車の場合、最大1300円)の2倍程度にし、そうでない時間帯はその分値下げするようです。首都高速を運営する会社の試算では、6~22時を500円上げて、そのほかの時間帯を半分にした場合、交通量は最大で5%(1日当たり5万台程度)減るとされています。

 首都高速の料金変更には東京都のほか、神奈川、千葉県など沿線自治体の議会の同意が必要です。2019年中に同意を得て、2020年7月のオリンピック開幕に間に合わせたいとしています。また、外環道や圏央道についても、オリンピック終了後に通行料金の割引を行うようです。これにより、首都高速を突き抜ける車を減らすことを目指します。
(参考:YOMIURI ONLINE https://www.yomiuri.co.jp/national/20190107-OYT1T50043.html)

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