「ドリームカー」がSL「大樹」に
鬼怒川線で走っているSL「大樹」。4月13日から新たな車両が加わります。
それはJR北海道の「まりも」や「はまなす」で走っていた、「ドリームカー」(オハ14-505)。JR北海道では1988年から2016年まで走っていました。グリーン車と同等のシートピッチ(1160ミリ)があり、座席は6段階に傾きを調節することのできるリクライニングシートです(キロ182の座席を取り付けています)。車端部には眠ることができない人向け(?)のラウンジがありました。オハ14-505かどうかはわかりませんが、「ドリームカー」には2014年12月に乗ったことがあります。その「ドリームカー」ですが、実は2017年に北海道から東武に運ばれていて、このたび営業運転に使われることになったのです。
SL「大樹」の客車はJR四国からもらった14系客車3両編成での運転を基本としていますが、4月13日の「ドリームカー」導入後は、年間40日ほど「ドリームカー」を3両編成の中間に連結して走らせます。鬼怒川線のホームの長さの都合から、4両編成に増やすことができないので、比較的利用者の少ない時期に定員の少ない「ドリームカー」を走らせます。料金は従来と変わらず、SLのときは大人750円、DLのときは大人510円です。
(参考:東武ホームページ http://www.tobu.co.jp/file/pdf/dd1d253ca8d1b02d25e7c3c4b7ede455/190111_1.pdf?date=20190111110216、railf.jp http://railf.jp/news/2017/02/23/130000.html、「鉄道ジャーナル」2019年5月号 鉄道ジャーナル社)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 西九州新幹線フル規格に賛成の佐賀県民は意外と多い?(2022.07.03)
「JR北海道」カテゴリの記事
- 抜海、2023年に廃止か?(2022.06.10)
- H100形が観光列車に(2022.06.18)
- JR北海道、キハ183系の運転席のすぐ右後ろの席を指定席に(2022.05.31)
- 鉄道を廃止して、どうやって駅を残すのか?(2022.06.15)
- 「HOKKAIDO LOVE! ひとめぐり号」、2022年は稚内や根室にも(2022.06.05)
「東武」カテゴリの記事
- 東武、7月18日からC11 123の営業運転開始(2022.06.28)
- 東武野田線は5両編成に短縮(2022.05.06)
- N100系に6種類のシート(2022.04.26)
- 「ぐんまワンデーパス」、軽井沢まで利用可能に(2022.03.21)
Comments