JR東日本も車内販売大幅減少、残る列車も弁当販売せず
各地で縮小の話が相次ぐ、車内販売。ついこの間も、JR四国で車内販売廃止の案内がなされました。
そしてついに、JRの中では車内販売がまだ残っている部類のJR東日本でも、車内販売の縮小が発表されました。車内販売の売り上げが減り続け(ピーク時の2000年ごろに比べて半分以下となっています)、人手不足で従業員の確保が難しいからです。ダイヤ改正前日の3月15日で車内販売を取りやめるのは、「はやぶさ」(新青森-新函館北斗間)、「はやて」(新青森-新函館北斗間)、「やまびこ」、「こまち」(盛岡-秋田間)、「踊り子」、「日光」、「きぬがわ」、「スペーシアきぬがわ」、「草津」、「いなほ」(酒田-秋田間)です。なお、「グランクラス」のサービスはこれまで通り継続して行います。
話はこれで終わりではありません。車内販売が残る列車でも、大半が取扱品目を大幅に減らすのです。取扱品目を減らすのは、「はやぶさ」(東京-新青森間)、「はやて」(東京-新青森間)、「つばさ」、「こまち」(東京-盛岡間)、「とき」、「あずさ」、「かいじ」、「ひたち」、「スーパービュー踊り子」、「いなほ」(新潟-酒田間)。お弁当、サンドウィッチなどの軽食類、デザート類、お土産類、雑貨類の取り扱いを中止します。引き続き販売するのは、ホットコーヒー、ソフトドリンク類(ペットボトルでの販売)、菓子類、アルコール類、つまみ類ぐらいと寂しくなります。これまで通り弁当等も販売するのは、JR西日本エリアに乗り入れる「かがやき」、「はくたか」だけです。
2019年5月からは、北陸新幹線の臨時列車からも車内販売がなくなります。ただし、「グランクラス」のアテンダントによる軽食サービス等は引き続き行います。
(参考:JR東日本ホームページ https://www.jreast.co.jp/press/2018/20190222.pdf、JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/2019/04/page_14107.html、日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO4141286018022019000000/、朝日新聞ホームページ https://www.asahi.com/articles/ASM2M3TZXM2MUTIL00P.html)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
「JR北海道」カテゴリの記事
- 根室の始発は8時台(2025.03.03)
- 函館線を貨物専用にしても要員が約200人必要(2025.02.19)
- 「北海道&東日本パス」は3月まで(2025.02.25)
- 「赤い星」と「青い星」はどこを走るのか?(2025.01.16)
「JR東日本」カテゴリの記事
- 東北新幹線にE10系(2025.03.05)
Comments