愛知環状鉄道での「TOICA」利用方法
いよいよ3月2日、愛知環状鉄道で「TOICA」が使えるようになります(ほかの交通系ICカードも使えます)。その愛知環状鉄道での「TOICA」サービスについて、愛知環状鉄道から発表がありました。
「TOICA」は愛知環状鉄道の全駅で使うことができますが(チャージも駅の営業時間中に限りできます)、「TOICA」や「TOICA定期券」を発売するのは一部の駅に限られます。発売するのは、岡崎、中岡崎、北岡崎、三河豊田、新豊田、八草、瀬戸口、瀬戸市、高蔵寺の各駅のみです。岡崎や高蔵寺では、JR東海のきっぷうりばでの対応となります。また、愛知環状鉄道の「TOICA」及び「TOICA定期券」のデザインはJR東海と同じものであり、記念の「TOICA」の発売もありません。
「TOICA定期券」は通勤定期と通学定期を発売します(ともに1、3、6か月)。学期ごとの通学学期定期券はこれまで通り磁気での発売とします。JR東海との連絡定期券も発売します(名鉄、リニモ、バスとの連絡定期券はこれまで通り発売しません)。「TOICA定期券」の支払いは現金のみとなります。
愛知環状鉄道で気をつけないといけないのが、岡崎駅を通る場合。岡崎駅で降りるときは、0番線にある水色の「ICのりかえ改札機」にタッチしてから岡崎駅の自動改札機にタッチします。岡崎駅から乗るときは、岡崎駅の自動改札機にタッチしてから0番線でピンク色の「ICのりかえ改札機」にタッチします。岡崎駅で愛知環状鉄道とJR線を乗り換える場合は、0番線で「ICのりかえ改札機」にタッチする必要があります。JR線から愛知環状鉄道に乗り換えるときはピンクのを、愛知環状鉄道からJR線に乗り換えるときは水色のをタッチします。岡崎駅でのタッチを忘れると、正しい額で引き去ることができなくなります。もし岡崎駅でのタッチを忘れた場合は、降車時に改札機にタッチする前に車掌や駅係員に申し出る必要があります。反対にもうひとつの接続駅、高蔵寺駅を通る場合は、何もする必要がありません。「ICのりかえ改札機」がないのです。直通列車があるのと無いのとの差でしょう。
(参考:愛知環状鉄道ホームページ http://www.aikanrailway.co.jp/pdf/information/info_data_31_13.pdf)
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