札沼線の跡地は農地に
札沼線北海道医療大学-新十津川間は2020年5月7日に廃止されます。廃止された後、細長い線路の敷地はどうなるのでしょうか?
札沼線終点の新十津川町の場合、サイクリングロードや公園になるのではないのです。農地になるのです。1月に新十津川町議会総務民生委員会で報告された新十津川町の整備計画によれば、鉄道が廃止されるとすぐに町内の線路や踏切の撤去に入ります。2020年度中にJR北海道が所有しているレールや枕木、踏切などを無償で借り、地元業者に委託して撤去作業を行います。2022年11月までの完了を目指し、費用はJR北海道が負担します。その後、2023年4月から鉄道用地を農地に転換する工事に入ります。
サイクリングロードや公園にしても活用されているか疑わしいところもあるので、農地にするというのはある意味潔いかもしれません。
(追記)
石狩月形の周辺では、トロッコの体験乗車ができる施設をつくることが検討されているようです。
(参考:北海道新聞ホームページ https://www.hokkaido-np.co.jp/article/267087、レスポンスホームページ https://response.jp/article/2020/05/07/334349.html)
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