JR北海道、路線維持には年間80億円の補助が必要との試算、快速「エアポート」は7両に?
JR北海道は単独では維持困難だとする路線がたくさんあります。このうち、宗谷線名寄以北など8区間については、地元が負担することを前提に鉄路を維持する方針です。
ただ、経営が苦しい路線なので、無条件にJR北海道が運営できるわけではありません。国、北海道、沿線自治体からお金をもらって存続させようとしているのです。その額は年間80億円。JR北海道はこれらの区間の年間赤字額を120億円としていて、そのうちの1/3はJR北海道が負担しますが、残りの2/3、つまり年間80億円は国、北海道、沿線自治体が負担するとしているのです。年間80億円もらわないとやっていけないのです。北海道や沿線自治体にとっては重い負担かもしれませんが、それを拒否したら廃止になってもやむを得ないと言わざるを得ないでしょう。宗谷線、石北線、根室線(釧路以東)のようにJR北海道の路線として維持すべきものもありますが、北海道や沿線自治体の財政負担がなければ駅、普通列車の大幅削減は避けられません。
話は変わりまして、JR北海道は中長期計画を策定中です。その中で、札幌と新千歳空港を結ぶ快速「エアポート」に関して、現行の6両編成から7両編成に増やすのです。JR北海道の普通は3両編成をひとまとめとしています。追加される7両目はどういう車両でしょうか?
(参考:Yahoo!ニュース https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190323-00010000-doshin-hok、HBC NEWSnews.hbc.co.jp/7786d3d355fd67ecb110b6f29316075a.html)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- JR西日本、1人でも乗り放題の全線フリー切符発売(2021.04.10)
- 京阪、全体の1/3の駅を無人化(2021.04.09)
- 北東北でも「Suica」(2021.04.07)
「JR北海道」カテゴリの記事
- 2016年に廃止になった留萌線留萌-増毛間、JR北海道等が撤去費用を負担(2021.04.08)
- 新幹線の列車公衆電話、6月で廃止(2021.03.20)
- 日高線転換バスには予約制特急バスも(2021.03.18)
- 留萌線、高校生の部活用にバスを運行(2021.02.21)
- 音威子府駅の駅そば、店主が亡くなったため閉店(2021.02.10)
Recent Comments