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土讃線に新たな観光列車

 JR四国は、「ものがたり列車」という名前のいわゆる観光列車を走らせています。2014年7月に「伊予灘ものがたり」、2017年4月に「四国まんなか千年ものがたり」の運行を始め、好評のようです。

 そのJR四国ですが、3つ目の観光列車を走らせることにしました。2020年春に走り始める3つ目の観光列車は、「志国土佐 時代<とき>の夜明けのものがたり」といいます。キハ185系2両編成を改造し、土讃線高知-窪川間を走ります。定員は2両で50人程度で、休日などに1日1往復走ります。全車グリーン車指定席です。

 デザインはJR四国の社員が行います。すでにデザインは発表されており、文明開化ロマンティシズムがコンセプトで、正面には太陽、船の舵、坂本龍馬の家の家紋、列車名からの連想で時計を組み合わせたヘッドマークがあります。横には輝く太陽の光をイメージした曲線をデザインしています。列車は2両編成ですが、1号車は「KUROFUNE」、2号車は「SORAFUNE」と名付けられています。1号車の両側面には遙か先を見つめる龍馬像をデザインし、明治の文明開化のイメージとして蒸気機関のモチーフがあります。2号車の両側面には夜明けの太陽、青空に輝く太陽をデザインしました。新たな旅のイメージとしてロケットエンジンのモチーフを加えています。
(参考:JR四国ホームページ http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2019%2002%2005.pdf、http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2019%2002%2025%2002.pdf)

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Comments

何とかして稼げる列車を作り、育てようとする。JR四国の積極性の表れが見えます。

また、デザインを社員に任せ、企業文化を育てようとする姿勢も感じられ、良い印象を受けています。

お客様に愛される列車になるといいですね。

Posted by: リリィ | 2019.03.06 08:31 AM

 リリィさん、こんばんは。

* また、デザインを社員に任せ、

 幸い、デザインに秀でた社員がいた、という要素があるようですが、どこの会社でも同じようなデザインの列車が走る、というよりはオリジナリティがあって良いと思います。

Posted by: たべちゃん | 2019.03.06 09:16 PM

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