SL、あおなみ線での走行を断念
河村市長が熱心に目指していた、あおなみ線でのSL走行構想。ようやく諦めることとなりました。
というのも、実際に線路上での走行はせず、車両を止めたまま車輪だけを動かすようです。名古屋市は新年度の予算案にその関連費用として、8000万円を計上しています。
もっとも、車輪だけを動かす意味はどこにあるのでしょうか? 公園に展示されているのと変わりが無いような気もします。そう考えると無駄な費用とも言えます。
そもそも、何が問題だったかと言えば、名古屋駅に直結するあおなみ線で思いつきでSLを走らせようとしたこと。観光客に頼らないと経営できないようなローカル線ならともかく、あおなみ線の最も重要な役割は、沿線の住民の通勤、通学輸送です。その根本を忘れたところで行った取り組みですから、うまくいくはずがありませんでした。
(参考:毎日jp https://mainichi.jp/articles/20190213/k00/00m/040/069000c)
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