「のぞみ」で生ビールみたいな泡
列車の車内販売は縮小を続けていますが、東海道新幹線の車内販売はダイヤ改正後も継続します。
その東海道新幹線の車内販売で、期間限定ですが、生ビールみたいなクリーミーな泡を味わうことができます。限定された「のぞみ」(夕方の5往復)で、サントリービールの「ザ・プレミアム・モルツ」の専任販売員にビールを頼むと、缶ビールをサーバーにセットします。この電動式サーバーには缶を超音波で振動させる機能があり、コップの7分目までを注いだところで販売員がスイッチを押すと、クリーミーな泡が缶の中から出て、コップに注ぎ込まれるのです。このクリーミーな泡は、通常のビール泡よりもきめが細かく、「神泡」と呼ばれています。
このような「神泡」のビールの販売を行うようになったのは、泡を楽しむことができる唯一の酒類であるビールをアピールするため、サントリーがJR東海に話を持ち込んだからです。JR東海の東海道新幹線は利用者が多いのです。東海道新幹線で車内販売を行うジェイアール東海パッセンジャーズが検討を重ねて、販売の実施に至ったわけです。
「神泡」のビールの販売は2月6日から4月2日まで。販売区間は東京-名古屋間のみで、下りが東京発16~17時台の「のぞみ」のうち5本、上りが名古屋18~19時台の「のぞみ」のうち5本です。東海道新幹線で名古屋まで来て、すぐに折り返すパターンのようです。値段はおつまみとのセットで500円です。
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