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列車の窓に観光情報が映る?

  列車の走っている場所に応じて適切な観光情報を提供する、しかも表示するのは窓、そういうことが実現するかもしれません。

 JR九州とNTTドコモは1月25日、列車の窓を情報表示画面として活用する、新しい列車内観光サービスの実現を目指す協定を締結しました。風景に合わせた観光情報を列車の窓にリアルタイムに表示し、乗客の求めに応じて必要な情報を提供することにより、乗客の満足度を向上させるのが狙いです。列車を降りてからも、乗客のスマートフォンなどに観光ガイドを提供することも行います。

 本格的にこのようなサービスを提供する前に、2019年春から、肥薩線人吉-吉松間の観光列車、「いさぶろう」、「しんぺい」において、列車の走行位置に応じた観光情報をタブレット端末で提供する実証実験を行います。タブレット端末は乗客に貸し出します。

 この取り組み、増加する訪日外国人客の利用を拡大するのが狙いで、九州新幹線でも行うようですが、窓に観光情報を表示したら、景色が見えにくくなるのではないでしょうか?

(追記)
 「いさぶろう」での実証実験は2019年12月1日から2020年3月31日の間行います(2019年12月28日から2020年1月5日の間は除きます)。
(参考:JR九州ホームページ www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2019/01/25/001.pdf、www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2019/11/29/191129Newsreleaseisashinservice.pdf、産経ニュース https://www.sankei.com/region/news/190206/rgn1902060012-n1.html)

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