富山地鉄、富山ライトレールを吸収合併
富山には路面電車が2つあります。富山駅の南側は富山地鉄が、北側は富山ライトレールが運行しています。
しかし、今は別々に走っている両方の路面電車ですが、2020年3月には接続して、一体となって運行します。運行は富山地鉄が一括して行い、富山ライトレールは資産保有会社になるということでしたが、もうひとつ先に進むことになりました。2020年(令和2年)2月22日に両社は合併するのです。
存続するのは、歴史が古くて、規模も大きい(富山地鉄の2018年3月期の売上高は約66億円、富山ライトレールの鉄道事業収入(時期は不明)は約3億円)、富山地鉄。会社名も富山地方鉄道のままです。本店所在地、代表者、事業内容、資本金もそのままです。
富山ライトレールの前身はJR西日本の富山港線。さらにその前は富山地鉄の路線だったので、元の姿に戻ったとも言えます。なお、接続後の運行形態や運賃などについては、今後協議するとのことです。
(追記)
両社の合併に伴い、ICカード利用者が運転士のいない扉からでも降りることができる「信用降車」は廃止されます。
(参考:日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44203960V20C19A4LB0000/、
乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/85709、チューリップテレビホームぺージ www.tulip-tv.co.jp/news/detail/index.html?TID_DT03=20190425190830)
乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/85709、チューリップテレビホームぺージ www.tulip-tv.co.jp/news/detail/index.html?TID_DT03=20190425190830)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- JR九州、長崎、熊本、鹿児島県の在来線で車掌を廃止(2022.06.24)
- 自民党鳥取県連政務調査会、「スーパーはくと」1時間に1本に増発のプラン(2022.06.30)
「東海・北陸私鉄」カテゴリの記事
- 「島田であそぼうけん」で大井川鐵道フリー切符お得に(2022.06.29)
- 6月と7月の休日は、明知鉄道一日乗り放題880円(2022.06.21)
- 城端線、氷見線、LRT以外の方法についても調査(2022.06.14)
- 福井鉄道の新型車両はロングシート(2022.06.12)
- HC85系は7月1日の「ひだ1号」でデビュー(2022.05.17)
「路面電車」カテゴリの記事
- 宇都宮のLRT、グリーンスタジアム前まで部分開業か?(2022.06.22)
- 宇都宮のLRT、工事遅れで数か月再延期か?(2022.06.01)
- 城端線、氷見線、LRT以外の方法についても調査(2022.06.14)
- 福井鉄道の新型車両はロングシート(2022.06.12)
- 長崎電気軌道、4号系統朝夕のみの運転に(2022.06.12)
Comments