泉佐野から魚を鉄道で運ぶ
活魚は通常、トラックで運ばれます。専用トラックで運ばれるため割高で、漁獲量が少ない天然魚は扱いにくいという欠点があります。ところが、魚を生きたまま運ぶ新たな技術が生まれたようです。
開発したのは、建設用資材レンタルの日建リース工業。日建リース工業は2017年に、二酸化炭素を使って水槽内の魚を睡眠状態にして輸送する技術を開発したのです。この技術を使えば鉄道でも運ぶことができ、魚によってはコストが半減するものもあるようです。2月にはその技術を活用した魚の保管・配送施設として泉佐野市に「大阪活魚センター」を開設しました。泉佐野やその周辺で獲れた魚を大阪府内や全国に配送します。2月12日には、マダイやヒラメ、カレイなど活魚200キロ以上を鉄道用コンテナで東京に運びました(ただ、阪和線沿線には貨物駅がないので、大阪市内までトラックで運んだのでしょうか?)。
日建リース工業はこのような魚の保管・配送施設を全国何か所かに増やし、各地の活魚を全国で楽しむことができるようにします。2年後には、輸出も行うようです。
(参考:産経ニュース https://www.sankei.com/economy/news/190212/ecn1902120026-n1.html)
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