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岐阜駅前にモ510形

 かつて岐阜には名鉄の路線電車が走っていましたが、2005年に廃止になってしまいました。その岐阜の路面電車で走っていた車両のうち、1926年につくられたモ510形は岐阜駅近くの金公園に保存されていました。岐阜市が所有し、「丸窓電車を保存する会」が年2回清掃を行っていましたが、展示から10年以上が過ぎているため老朽化し、雨漏りがしたり、塗装が剥がれたりしています。

 ところがモ510形、修繕を行った上で岐阜駅北口駅前広場の芝生広場に移設されるようです(2019年度当初予算案に関連費用2600万円を計上しています)。休日には車両の内部も公開します。9月に行われる駅前広場10周年記念イベントでデビューする予定で、岐阜市は待ち合わせのスポットとしても使ってもらいたいようです。

 岐阜駅北口駅前広場には黄金の織田信長像もありますが、こちらも建立から10年以上が経過しているため、金箔が色あせています。今回併せて修繕することにします。

(追記1)
 9月現在、モ510形の移設は、11月16日の広場完成10周年イベントのときになされるようです。

(追記2)
 岐阜駅北口駅前広場に移されたモ510形は、まるで発車を待っているかのようです。「路面電車が残っていれば」と思わせる光景でした。
(参考:岐阜新聞ホームページ https://www.gifu-np.co.jp/news/20190223/20190223-116479.html、毎日jp https://mainichi.jp/articles/20190225/ddl/k21/040/133000c、中日新聞ホームページ https://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20190903/CK2019090302000017.html)

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