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えちぜん鉄道も除雪車更新

 福井県のえちぜん鉄道は、雪国を走る鉄道だけあって、ロータリーラッセル車2台とラッセル車1台を所有しています。

 そのうちロータリーラッセル車は2台とも1981年に製造されたものです。2台のうち1台は2007年にJR西日本から中古のものを買いました。古いですが、適切なメンテナンスがされているので調子は良いです。これに対して京福が購入した1台は、エンジンのトラブルなどが発生し、2018年の冬は故障で半日ほど除雪作業を中断せざるを得ませんでした。

 そこで福井県は、京福が購入した除雪車1台を更新することにしました。2020年度の冬に新しいものを導入します。1時間当たりの除雪量は2000トンで、現行の1.4倍です。2018年は、雪のために三国芦原線で3日間、勝山永平寺線で5日間運休しました。同じような雪があっても、それぞれ1日程度運休期間を短くできるようです。

 除雪車の設計、製造費用は1億100万円で、国が1/3、福井県が2/3を負担します。福井県は2019年度当初予算案に6700万円を計上しています。新しい除雪車は主に雪の多い勝山永平寺線で使われます。
(参考:中日新聞ホームページ https://www.chunichi.co.jp/article/feature/railnews/list/CK2019031102100014.html)

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