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伊勢神宮に連節バス

 内宮は駅から離れたところにあるので、公共交通機関で行こうと思ったら、バスに乗らないといけません。その内宮と外宮(外宮はJR、近鉄の伊勢市の近くにあります)を結ぶ三重交通の路線バスの利用者は2018年度で212万人にも上ります。このゴールデンウィークの連休はもそうでしたが改元で参拝客が増え、利用者は前年同期比2.7倍の14.7万人になりました。臨時バスもたくさん出ました。

 しかしバスでは一度に多くの人を運ぶことができません。そこで三重交通は内宮と外宮との間に、連節バスを走らせることにしました。いすゞ自動車と日野自動車が共同開発している車両を導入する予定で、2021年春の運行開始を目指しています。伊勢神宮に導入される連節バスは全長18メートルで、普通のバスの1.7倍の120人を乗せることができます。1人の運転士で、2台近い人数を運ぶことができるのです。全長が長い連節バスには、小回りがきかないという欠点があります。しかし、内宮と外宮の間には問題となる道路はなく、安全に走行できるようです。
(参考:中日新聞ホームページ https://www.chunichi.co.jp/article/mie/20190514/CK2019051402000004.html)

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