「津軽」が夜行列車として復活
5月17日、JRグループは7月1日から9月30日までの臨時列車の運行予定を発表しました。
ここで気になるのは、秋田-青森間を走る、急行「津軽」。電気機関車と12系客車6両の組み合わせで、全車指定席です。7月27日に秋田8:59発青森12:16着の「津軽81号」、7月27日と28日には青森16:05発秋田19:29着の「津軽82号」が走りますが、何と言っても注目は7月27日に走る、「津軽83号」。秋田22:30発青森6:03着の夜行列車として走ります。途中停車駅は八郎潟、弘前、新青森だけで、深夜時間帯には停まらないようです。1日だけで、しかも運行区間が短いとはいえ、かつての夜行列車が復活するのです(夜行で走る区間は定期列車当時とは違いますが)。国鉄末期ごろの夜行列車の雰囲気を味わうことができるのです。SLとは違って、JR貨物以外で電気機関車が残る保証はなく、オリジナルの12系での旅はむしろ貴重です。
また、各新幹線ともに臨時列車は多数運行されますが、その中でひとつ取り上げるのが、姫路-博多間に夏休み期間の初め(7月下旬、一部の日を除きます)と終わり(8月下旬、一部の日を除きます)に1日1往復ずつ走る、「ひかりレールスター」。JR西日本のインターネット予約「e5489」限定でお得なきっぷも発売されます。7日前までに購入すれば、姫路-小倉・博多間が大人8000円、子供1000円です(子供だけの利用は不可)。2018年とは違い、7日前までに購入すればいいですが、割引きっぷなので、いろいろ条件があります。
(参考:JR東日本秋田支社ホームページ https://www.jreast.co.jp/akita/press/pdf/20190517.pdf、JR西日本ホームページ https://www.westjr.co.jp/press/article/2019/05/page_14261.html)
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