「一円電車」、延伸か?
「一円電車」と呼ばれていた鉄道がありました。明延鉱山(1987年閉山、養父市)の鉱石を神子畑選鉱所(朝来市)に運ぶために1929年にできた鉄道で、運賃が1円だったことから名付けられました。なお、この「一円電車」は閉山前の1985年に廃止されています。
その後、2011年にまちの活性化のシンボルとして70メートルだけ復活させ、春から秋にかけての休日や夏休みに走らせていますが、それを延伸させるという構想があるようです。鉄道模型のレイアウトにあるような周回コースにします。長さは約150メートルになります。2019年秋の完成を目指しています。
延伸にかかる費用は500万円ほどですが、寄付で賄います。線路の敷設はボランティアに行ってもらいます。これまでも「一円電車」は寄付で整備を行っていて、枕木の整備や客車を牽引するバッテリー機関車の購入などを行いました。枕木の交換などはボランティアにやってもらっています。
延伸はこれで終わりではありません。市道約400メートルに「一円電車」を走らせる構想もあります。
(参考:神戸新聞NEXT https://www.kobe-np.co.jp/news/tajima/201906/0012414468.shtml)
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