三廐が無人駅に
青森から津軽半島に向かう津軽線は、途中までは電化され、貨物列車がたくさん走っているものの、先端のほうは非電化のままです。終点の三廐は1日5往復が発着するだけ、しかし5月末までは駅員がいたのです。
別に利用者が多かったから駅員がいたのではありません。2017年度の三廐の1日平均乗車人数は22人、JR東日本の有人駅では13番目に少なかったのです(反対に言えば、三廐よりも利用者が少ない有人駅が12もあるのが驚きです)。三廐が有人駅だったのは、JR東日本の運転上の都合だったのです。その都合がなくなれば、無人駅になるのもやむを得ないというところでしょう。
話は変わりますが、7月から9月までの休日(8月4日を除きます)とお盆に、蟹田-三廐間に臨時列車を走らせます。蟹田9:52発三廐10:33着、三廐10:42発蟹田11:22着で、キハ40系の2両編成です。下りの三廐行きに関しては、北海道新幹線「はやぶさ1号」からの接続がスムーズです。「はやぶさ1号」は奥津軽いまべつ10:07着で、隣接する津軽二股に行けば、この臨時列車に乗ることができます。終点の三廐では、龍飛方面へのバスに接続します。
(参考:朝日新聞ホームページ https://www.asahi.com/articles/ASM6352HBM63UBNB00F.html、JR東日本盛岡支社ホームページ www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_1558081041_3.pdf)
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